土曜日バイト
2010/03/04
◆本日は多分ひな祭りというやつで、姪っ子とかも着物を来てお菓子とか食べるんでしょうけども、もう少しその30代男性に優しくする日というものがあっても良いんじゃないでしょうか。
30代男性は3月10日(さん・じゅう)だとフライドチキン食べ放題とか、あえてべちゃべちゃにしたフライドポテトが無料で配られるとか、たくあんが1本無料になるとかね、そういった「山田手当」みたいなものがあっても良いのではないかと思うのです。
皆さんもそう思いますよね?
思いませんね。じゃあ知りませんからね。
◆昨日ものっすごい久々な人から電話が掛かってきて、はいもしもしと電話に出たんです。
その人は僕がアリノハネの前の店(半年で潰れた)をやっていたときにお世話になっていたショットバーの同僚で、昼は革、夜はパスタを作りまくっていた【山田の暗黒時代】を見ていた人だったわけですが、一体何の用だろうかと話を聞いたんです。
山「もしもしー」
S「どうもー」
山「多分3年振りくらいなのに昨日も会ってたみたいなテンションやめてー」
S「そやねー」
そんなところから会話がスタートします。
どうやら僕がかなり前に富山の雑誌とかに出ていたのをその人は見ていたらしく、何やら頑張ってるみたいだねといった話になり、まぁぼちぼちやっとりますと話をしてたんです。
そんで、なんだかその、いつもの雰囲気と違っていて遠慮がちに話をしてくるんです。前まではかなりがつがつした女性だったので「で、どうしたの?」と本題に入ってよといったフリをしたところ、その人が言うわけです。
『山田くん、今週の土曜日ひま?』
正直、この質問ってとてもおっかないですよね。
これの最初の返答次第で、今後の展開がかなり変わってくるものなので、とっても男らしくないんですが僕は無難に
「えーと…。あったかなぁ…。えーと、え、なんで?」とね、今考えると本当に卑怯な受け答えをしたんです。
それを聞いた元同僚のSさん
S「山田くん」
山「はいはい」
S「あんた、そういうこと言う男になったんだね」
山「なにが?」
S「面倒くさいことなら断れるように布石を打ったんでしょ」
山「ばれた?」
S「うん」
山「まぁいいや。それでなに?」
S「店がね、忙しいの」
山「ほぉ~。良かったね」
S「そんでね、人が足りないの」
山「ほぉ~。それはそれは」
S「それでさ…」
山「あ、土曜日、忙しいわ」
S「嘘つくな」
山「ばれた」
S「そっか。山田はあれか。恩を仇で返す男か」
山「なにそれ」
S「昔は違ったよね~。子犬みたいな目でご飯美味しい美味しいって言ってたのに、今じゃもうこれだもんね」
山「いや、そんなことないでしょ」
S「あんたがお皿割ったとき、私が身代わりになったのにね~」
山「そんなことあった?」
S「あった」
山「…」
S「そういうわけで、土曜日待ってるから」
山「いや、でもSちゃんさ…」
S「はい、どうもどうもー。よろしくー」
土曜日、富山駅前のショットバーでバイトしてきます。
多分、給料出ません。
若い女性客が来たら、僕はジョーイ・トリビアー二の真似をして「元気か~い?」って言いながらオーダーを取ってこようかと思う次第でおます。
がんばれ、おれ。
【本日のスケジュール】
1.ハーフチョークとリードのセット×2
多分、その頃の常連さんとかも来てるんでしょうね。
なんだかもう、「山田くん、おっさんになったねぇ」とか「とりあえず、ビールでも飲めや」とか言われそうで、楽しみなような面倒くさいような気持ちです。
あ、土曜日用事あったんだ。
