真剣な顔

真剣な顔

お食事中の方、すみません。
この黒いスフィンクスはうちの暴君、小鉄さまです。
オスだけど、それをするときはこのように座りションをします。

動物の中で、ゾウとか馬とか羊とかって、なんかもう我慢っていう概念が無いんじゃないのかというくらい、普通にぼろぼろとでかいのを落としていきますが、どうにも犬に関しては大や小をするときにすっごい真剣な顔になるのが見ていてとても面白い。

やっぱり普段見ない顔を見るのって面白いもんで、嫁が口を開けて寝てるのもぷぷぷとなって写真を撮るし、子供が真剣にメシを食ってる姿、小鉄が寝起きで目を細めて布団から出てきておっさんみたいになってのとかもどうにも随分面白いです。

本日、嫁は小鉄のトリミング。
小鉄はその辺に関してはとても賢いので、嫁が小鉄用のシャンプーを用意しているのを見ただけで、キュンキュン鳴きながらピラエちゃんとか俺に抱っこしろとせがんできて、現在小鉄は僕にぴったりと密着し、風呂に入りたくない小学生みたいになっています。

本日も引き続きバッグの制作。
嫁はトリミング。
ピラエちゃんは首輪作り。 

chavo tattooと魔女の帽子

魔女の帽子

彫り師のchavoからもらっていた注文の品、「魔女の帽子」のイメージ画。
こういう注文だと僕は妙にテンションが上がります。そしてこの帽子、絶対chavoに似合うだろうねと話をしていて、先日夜に制作して昨日持って行きました。

完成したのが↓

魔女の帽子

全て牛ヌメ革を使い、ウォッシュド加工をしてくたくたにしてフォルムは決まったんだけど、使っていくとつばの部分がかなりへたってしまって、べろんべろんになったらどうしようとかなり迷いまして、あゆみちゃんに電話して「革を固めたいんだけど、あまりきっちり固め過ぎずに良い感じで固めたいんだけどさ、なんか方法無いかね?」と訊いたけど、うーんとなって二人で悶々。

やっぱり中に芯を入れるべきかなとか、内側に一枚薄い豚革を入れるかなとか話して、うーん、なんとか頑張ってみるわとお礼を言いまたアトリエへ。

どうっすかなどうすっかなと考えていたら、そういやchavo、豚はあまり好まないんだったんだと思い出し、その時なんか昔の師匠がナイフケースを作るときに、本当カッチカチにしていたのとかを思い出して、あぁ、そうかもっと良い方法があるっぽいぞと思って、蜜蝋を使って軽く固めて、あとはステッチの入れ方を少し変えてやってみたらこれ思ったよりも良い感じに仕上がり、よぉーし、chavoんとこ行くべと嫁と小鉄を連れてchavo宅へ。

結果、すごい喜んでくれた。

ここ最近の中で、こんなに誰かに喜んでもらったことってあったっけ? っていうくらい気に入ってくれて、「おれ、もし誰かに『宝物はなんですか?』って訊かれたら、絶対『この帽子』って言うよ。ゴロさん天才じゃん」と言ってくれて僕はうふふとまた喜ぶんだけど、chavoごめん、俺、普段は一応褒められて伸びるタイプなんだけど、本当に喜んでくれている人を目の前にすると途端にシャイボーイな部分が出てしまい、どうしていいのかわからんくて余計なこといっぱい喋ってた気がする。

とにかく本当良かった、気に入ってもらえて。

そんでchavoがかぶるとこんな感じ↓

魔女の帽子

この帽子を注文してくれたそもそものきっかけってのが、chavoが妊娠して先日出産し、子供がもう少し大きくなって喋れるようになったときに、その子が「お母さんの舌はなんで割れてるの?」って訊かれたら「お母さんね、実は魔女だからだよ」って答えたいっていうのが始まりなんです。

この帽子、多分1年とか2年経つとますます魔女っぽさが出る帽子になると思うので、旅先にもかぶって行ってもらえたら嬉しいです。
あ、でもよく海外でカメラとか盗まれたりしているので、型紙は残してあるからもし盗まれたり風に飛ばされたりしてもすぐに泣かないで「また作って」と言っておくれ(以前、イギリスかどっかでとんでもなくでかい荷物を背負って歩いてたら顔面からこけて、本当子供が泣くみたいに泣いてたってchavo師匠が言ってた) 

最後に握手をしてお別れ。
次に会えるのはどこだろ。どっかヨーロッパでみんなでカレーパーティが出来たら良いなぁと心はすでにフワフワしとりますわ。

そんなわけで

chavoのブログが⇒ ここ 
chavoのタトゥーが⇒ ここ 

あと、chavo師匠(こっち) とエミコ姉(こっち) も。

3人で腕一本で世界をぐるぐるしながら、その土地の人に作品を残していくっていうスタイル格好いいなぁ。
俺らももうちょっと時間掛かるけど、日本を出まっせ。

じゃあ、またどこかで再会しましょやー。

ジュリーの譲り合い

ジュリーの譲り合い

右の写真の男性はジュリー。
でも、お互いにその「ジュリー」という名を譲り合っていて、「え、ほんとですかジュリー」と僕が言えば、「いや本当ですよジュリー」と返されて、結局その「ジュリー」という名前は僕ら二人にしかほぼ定着していません。

まぁでも良いんじゃないでしょうか。
僕が「ジュリーがさ」と言えば、それはジュリーのことになり、彼が僕をジュリーと呼べば僕がジュリーになる。

これぞまさしく、ゆジュリ合い←うまくない

昨日、うちの店から徒歩10秒くらいのところで沖縄映画祭のレッドカードのあれがやっていて、沢山人が来てるなぁと思ってその集まっている人たちを撮り、有名人と呼ばれる人たちが多分そこを通るんだろうけど、人混みがめんどいので僕は戻り、嫁は近所のおばちゃんと一緒に色々出てくる俳優とか芸人の人たちの写真をたくさん撮ったみたい。

僕はひねくれているわけじゃなく、単純にやっぱり人混みが苦手です。
でも、誰が来たら「うわー、絶対行くわー!!」ってなるのかなと思ったけど、実際に見てみたい人っているっけ? と思ったら、結局のところそういう場に出てこないような人が良いなと思ったりするので、じゃあいつかどっかでばったりなんか凄そうな人に会えたらいいなぁと、全然実現しなさそうなことを考えていました。 

海外への移住は前にも書いたと思うんだけど、先日chavoの家に行ったときに海外のビザの話になり、なにそれ、そんな良いビザがあるんかいってのを知って気分はかなりフワッフワ。
家の探し方もかなり簡単に見つけられる方法を教えてもらい、それならもうすぐにでも行けるんじゃないのそれと思っていまして、こりゃ目標の貯金額が一気に減ったので、思ったより早くにヨーロッパに引越すんじゃないかなと思います。

遅くてもやっぱり2017年。
嫁よ、金貯めるべ。小鉄のおもちゃは引き続き100均のやつか、もしくはタオルを縛ったやつで楽しんでもらお。

いやもうそしたら、夏頃に夜バイトにでも行こうかな。
もしくは一度仕事を全てストップして、まーた富山の工場とかでみっちり働いて金を貯めるっていうのも悪くないなと思っています。 

そんなわけで、僕らの将来も少しずつ変わっていきそうです。

母親。変態おじさん

Tattooと母親

昨日昼過ぎにchavoの家にお邪魔してきました。

岡山に居た頃に嫁がタトゥーを入れようかなぁと言いだして、それでどの人に入れてもらおうかなと色々と検索していたらしいんだけど、そのときに世界中をぐるぐるとしてる彫り師の人を見つけて、その人の描くものがそこいらのものとは全然違っていて、うわ、私この人に会いに行きたいと嫁は目がキラッキラ。
そんでchavoにメールしたら返信が来て、なんかもうファンレターに返事が届いた女の子みたいになってました。

その後、僕らが富山に引越したときにchavo達が日本に来ていて、じゃあ東京行こうかーとなって僕らは初対面。
それから嫁とchavoはメールとかでもやりとりしてて、今回出産の為に彼女は沖縄市に引越してきてて無事出産(でも80時間の超難産だったみたい…)

そういう流れです。

chavo、母親になってるなぁと思った。
ただまぁなんとなくわかるけど、彼女は子供相手にキャラを作ってよちよちとするタイプの母じゃなく、「おれ、そういうの出来ないんだよね」と言ってた。

嫁もそういうの苦手だから出来ないんだけど、僕はもう完全にひょうきんな親戚のおっさんみたいになれるタイプで、昨日は二人が居たからやらなかったけど、僕は小鉄と二人の時もそりゃなんともハッチャケおじさんになります。
以前、嫁が帰ってきてるのを知らずに、小鉄と遊んで僕がジャンプみたいなのしていたらばっちり嫁と目が合ってしまい、すごいそれが恥ずかしかった。

ちょっとだけ抱っこさせてもらい、僕はもうすっごい変な汗をかきながら、「チャ、チャボ、もうだいじょぶ」と言ってすぐにお返しして、それからはカレーパーティ。

行く前から「なんか野暮ったいカレーになった」って言ってたらしく、食べる直前になっても「まずーいって言ってテーブルひっくり返したりしないでね」と言われたけど、基本僕はシメサバ以外のもので不味いと思える食べ物は無いので、ばくばく食べておかわり。
実際、美味しいカレーだったし。パクチーとか入るとまた美味いね。

そして夕方に帰宅して、20時半からお客さんたちと台湾料理を食べ、2軒目に行ったら金持ちなんだけど変態なおじさんが来て、なんか女子高生が着るような体操着? みたいなのを着て喜んでた。

あとはもう記憶が曖昧。
時間制限無しで飲み放題が2,000円という破格値だったので、何杯飲んだんだか。
ただ、二日酔いをしない飲み方がわかってきたみたいで、現在普通の状態。

よっし、久々にゆっくりした、というかリフレッシュ出来たので今日ももりもり仕事しよ。

檸檬、chavo、キャサリン

檸檬、chavo、キャサリン

昨日、嫁と一緒に食料品の買い出し。
以前よりも多少買い物がしやすくなり、嫁が色々選んでいる間に僕は一人で最上階にある書店へ。

先日、たついちろうさんと本の話をしていて、あぁ内容を全然覚えていなかったから久々にアーヴィングの本でも買おうかなと思っていたけどそこには一冊も無く、あいやどうしたもんかなと思ってしばらく並べられた本の背表紙をじーっと見ながら横歩きしていたら、梶井基次郎の「檸檬」を発見。

多分結構多いと思うけど、何かと背伸びしたい時期ってのは人間にはあるもんで、僕は18くらいのときに「ちょっとこりゃ、知らないことが多過ぎるな」と思って、小説、音楽、映画の名作と呼ばれるものをよくわかんないままぼりぼりと観たり読んだり聴いたりしていた時期があって、最終的に「自分でタイミングを決められる」というよくわかんない理由から小説ばっか読むようになりました。
小説以外の映画と音楽は、『途中で止めるのは無粋』っていう勝手な強迫観念みたいなのが抜けない為、それらをきちんと楽しもうと思ったらなかなか疲れてしまうから、今もそこそこ心の準備をして、スイッチを入れないとダメみたい。

普通、多分リラックスるする為のものなのにね。

とにかく、その背伸びの時期にこの「檸檬」も図書館で借りてなんとなく読んだ気になっていたんだけど、こうして来月36になるおっさんが再読すると、いやもうなんじゃいこれ、こんな素晴らしいもんをただ通して読んでただけだったんだなと自分の底の浅さを再認識。

沖縄弁で言えば、多分きっと僕は「あふぁい」

檸檬は短編集なんだけど、最初の「檸檬」を読んだだけでうわうわこりゃここ最近読んだ中でベストだなとなりまして、短いものだからすぐに再読。
天才ってのは短命ですな。ブラボー。

本日は久々にきちんとした外出。
嫁にTattooを入れてくれた彫り師のchavoが今月末でコザから離れて京都へ行き、その後すぐにネパールに行ってしまうらしく、午後から彼女の家に行ってカレーパーティ。

そんで夕方くらいに帰ってきたら、お客さんと「キャサリン」っていううちの店のすぐ近くの台湾料理屋に。
ここんとこなんやかんやでほとんど休んでなかったので、今日はそれで気持ちを変えて、明日から栃木レザーのバッグの制作の続きをしていきます。 

あぁ、それにしてもこりゃしばらくは檸檬ばっか読むことになりそう。