山田的進化論

残念ながら、僕は話すことに関しての遺伝子は完全に親父から受け継いでしまっている為に、本当にどうもいいことをべらべらと喋り、一人で納得して完結させるというのが身についてしまっているんだけど、昨日の嫁との会話の内容もいつも通りのその感じの話だった。

その話とはまず、犬についてである。
学術的に言えば、イエイヌ。 つまり、一般的な 「犬」 の話。

小鉄はガムが大好きで、1日に2本細いやつを噛んで楽しんでいる。
大抵は昼時のおやつとして1本、そして晩御飯の後の1本。
小鉄もそれが習慣になっているので、晩御飯を食べ終わるとずーっとガムが入ったカゴを見つめ続けたり、それでももらえないときは嫁のところに行って前足でちょんちょんとやり、嫁が小鉄を見ると、小鉄は視線をそのガムのカゴに送り、「あれ早くちょうだいよ」 とやる。
それをやられると、嫁はもう、と言いながらもめんこいなこの子っていう感じでガムをあげ、小鉄は嬉しそうにそれを加えて寝室に飛び込み、嫁の布団の上でガムをかじっている。

そんでそのガムを食べるとき、小鉄は両前足でガムを挟んでがしがしと食べているんだけど、それを僕が引っ張ってみると案外しっかりとホールドしていることがわかります。
指の関節は器用に動かせないんだけど、これって多分犬が進化しているんだよなと思い、それについて嫁に真剣に話をしました。

「嫁ちゃんよ」

「はい」

「小鉄さ、ああやって前足で掴んで食べるけどね、あれはやっぱり犬が進化しているんだろうなと思うわけ」

「はい」

「そんで、これはまだまだ先の話になるんだけども、きっと犬は前足っていう概念が少しずつ消えていき、『手』 とは言えないけど、それに近いところまで前足は進化するんじゃねぇのかなと思うんよね」

「はい」

「それでもしもそういった手のようなものに前足が進化すると、当然知能も同時進行で高くなっていくだろうから、今でも結構簡単な人間の言葉を犬達は理解しているわけだけども、もっともっと先になるときっと一言二言は喋れるようになると思うんだよね」

「はい」

「だから例えば、例えばだけど、『ワカッタ』 っていう言葉だけは喋れるようになるの」

「はい」

「『おい小鉄、ちょっと待っとけ』 『ワカッタ』。 それ以外の言葉はてんでダメでさ、とにかくワカッタって言えるようになったら、それはもう犬としてかなり理想的な感じになると思わない?」

「はい」

「以上です」

「はい」

 

このように、嫁はもうこれ以上無いっていうくらいに僕の話に食い付き、山田的進化論は僕ら夫婦によって承認されました。

やっぱり議論するというのは良いものです。
お互いの熱い想いをね、こうバシーンとぶつけ合って喧々諤々であれするわけで、あぁなんだか妙に腑に落ちたなと思ったわけでございます。

さてさて、結構まぁまぁどうでも良い文章を書き続けてきましたが、今回はその中でもなかなかひどい出来ですね。
これを更新するかどうかはまだ決めず、もしも更新されていたならば、「はぁ、なんかもう自分の中で着地点を見つけたんだな」 と思って頂ければこれ幸いです。

フィルムっぽい写りのデジカメにしていく

少しずつ慣れてきたみたい

フィルムっぽいデジタルの写り
メインカメラをフィルムからデジタルに移行して一週間くらい?
そんなに試行錯誤をしたわけじゃないけど、もう 「これは慣れと自分の感覚が少し変わるのを待とう」 っていう感じで撮影とLightroomでの現像をしてきたわけですが、なんか少し掴めてきたような気がする。

元々フィルムで撮っていたときは現像してスキャンしたものを何の補正もせずにアップしてきたんだけど、こうして暗室作業のようなことをパソコンで行えるようになってくると、いろいろとなるほどこうなったら自分は好きだなというのがまずわかってきて、ただ微妙な明るさやコントラスト、露出の設定に関してその写真ごとに変えていくんじゃなく、なるべくほぼ一定にした方が良いなと思ったりしてその中間点みたいなものを探しながら現像しているわけですが、自分なりにある程度の着地点が決まり、まぁそれなりに楽しくやっています。

とにかくまずは 「デジタルデジタルな写真は嫌よ」 っていうのが根っこにあり、だからまずカラーではなくモノクロがメインになるってのはこれ多分仕方がないことですが、こうしてモノクロをメインにしてトーンを自分なりに現像で拾っていく作業は楽しく、とは言っても1枚に10秒くらいしか使わないんだけど(←これは速いのか遅いのかもわかんない)、写真展をやってみて思うのがパソコンで見る画像よりもプリントした状態で考えた方が良いなということで、早速気に入ったものをどんどんプリントに出したので数日後に手元に届くみたい。

ただ、操作感、操作性に関しては今までライカM4で当然露出計も無く、勘とさほど豊富ではない経験則で露出をある程度決めておいて、「あ」 って思ったらすぐにカメラを向けて、ちょっとだけピントを合わせて撮るっていうような感じでやっていた為に、まだまだコンデジのオートフォーカスには全然慣れず、結構やきもきしちゃうことが多々あります。

ほぼ確実に無いだろうけど、結局僕はRAWでしか撮らないので露出に厳密さはさほど求めておらず、尚且つピントも100%きっちりしていなくても良いからもう少しスムーズに撮影できたらなと思っていて、出来ればコニカのC35 E&Lみたいにゾーンフォーカスのコンデジとかが出てくると、これは大変ありがたいなと思います。

やっぱりどうにもオートフォーカスに慣れないというか、そんなにジャスピンじゃなくても良いんだよなぁ、その辺のズレが案外面白いことになるからなぁって思ってしまい、そんじゃあやっぱりマニュアルフォーカスで撮れるコンデジを探すしかないかなとかも思います。

いや、別に大きな不満じゃないんだけど、なんかね、ブログの写真は色々雑な写りの方が良いのにと思いまして。
仕事のときはピントが合ってるのが最低条件だけど、こんなそんなに立派じゃないブログではばしばし失敗っぽい写真を載せていきたいなと思うわけです。

DP2 Quattroについて

今使っているDP2xの次の機種がDP2 Merrillですが、その次のquattroが出ますよとアナウンスされているので、もしかしたらそれを買うことになるかもしれません。

ただ正直ちょっとこわいのが、どんどんセンサーとかが高機能になり、解像度至上主義的な方向に行かれてしまうとやっぱりフィルム好きな人間としては結局そっちに行っちゃうんか… と残念な気持ちになってしまい、特に個人的には高感度のノイズはそんなに頑張って綺麗にせずにちょっとの改善があるくらいで良いんじゃないでしょうかと思います。

あぁ、でもDP2xのISO1600のカラーは結構厳しいです。
ノイズがあるのは全然良いんだけど、全く関係の無い色がぐねぐねしているときとかもあるので、そこはやっぱり改良が必要かもしれませんが、フィルムでモノクロを撮っていた人がコンデジで同じような写真を撮りたいと思ったときには、このDP2xは大変に良いカメラだと思っているので(というか、他のカメラを使ったことが無いから比較出来ないんだけど)、その辺を割りきって使える方であれば 「おぉ、無制限に撮れるモノクロフィルムじゃい」 って100%ではないですがそこそこそう思うと思います。

つまり個人的な気持ちとしては、DP2 Quattroはそんなに画質の向上はせずに、書き込みの早さとAFの速ささえ改良して頂ければ僕はもううははとなりながら使わせて頂けるんじゃなかろうかと思います。

それとやっぱり 「一生の愛機」

デジカメにして何が一番嫌かっていうと、結局は 「このカメラを一生使おうと思ってもほぼ不可能」 ってのが大きいなと思います。
カメラを作っている会社としては、そりゃもちろん数年おきに買い替えてもらわないとダメだからってことで、これからもどんどん解像度やらISO感度やらが上がっていくんでしょうが、本当はみんな 「ずっと使えるカメラが欲しいんだけど」 と思っているんじゃないかなと思います。

だから本当は、じゃあカメラ会社のことも考えて、「デジタルのフィルムを作ってください。それを古いカメラに入れて使いたいです」 とまでは言わないので、せめてカメラ本体は機械式にして、センサーが仮に壊れてもすぐに取り替え出来るカメラがあれば特にフィルム好きな人たちは喜ぶんじゃないかなと思います。

どんどん便利になってくるとコンマ数秒の動きで優劣が決まってしまうのが今のデジカメだと思うんだけど、そういった土俵には全然興味の無い層ってのがいるわけで、案外それは一部の男性と共に女性の方がその気持は強いんじゃないかなと思ったりしてまして、難しい言葉の何やらがどうとかはまぁいいから、同じように使えるものが欲しいって思う人が多いんじゃないかなと。

なので、とまぁここまで僕は一人でぶつぶつと何を書いてんだろうかという思いもあるけれど、そういったなるべく永く、そして町のカメラ修理屋さんたちが修理可能なデジカメが出てきてくれたら、いいなぁって思いながら今もちょっとまだデジタルとフィルムの間をうろうろしています。

だって、壊れる心配が結構あるカメラよりも、何十年も前から変わらず単調に動いてくれるカメラってやっぱり僕にとってはとても可愛い相棒なのです。

フィルムっぽいデジカメ

フィルムっぽいデジカメ

いろんな人のレビューとかサンプルを見て、これはきっとこうすればフィルムっぽい写りになるんじゃないのかっていうデジカメがあり、かなり安いものだったので購入してみたんだけど、それが届いて近所でRAWで撮り、まずはカラーの状態を見ただけで 「うわうわ、これきっと多分大当たりじゃないの?」 ってなりまして、そのままの勢いでLightroomを購入し(月額980円のやつ)、早速インストールしてモノクロに変換したら、あぁあぁ、こりゃもうフィルムと違いがわからんレベルだー! って一人でとてもテンションを上げています。
(※念のため、↑の写真はそのデジカメで撮った写真)

あぁ、一発目から当ててしまった。これは素直に嬉しい。
もう製造終了しているカメラだから、予備で一台買っておくかなと結構真剣に考えてみたりしています。
なんかあれだけ心配していたのに、こうもすんなりとデジタルでも自分好みの写真が撮れるカメラを発見したので、もうそろそろ本当にこのブログのタイトルを変えます。

この 「フィルムカメラで嫁を撮る」 っていう、とってもそのまんまなタイトルよりも、もう少しだけやんわりしたタイトルになりますが、それでもやっぱり割とそのまんまなタイトルになると思いますので、今後も引き続きご愛顧して頂けたらこれ幸いです。

残っているフィルムは個展用とか気合入れるときに使うことにして、とにかくこれから小鉄の散歩をしてもうちょっと癖を掴む為に撮影をし、また仕事に戻りますー。

完全なつぶやきのカテゴリー

完全なつぶやき

ブログの内容を自分なりに多少変えたことで(主に文章を短くした)、自分で好きにつぶやける、というか長々とした文章を書く場所を無くしてしまった感があったんだけど、どうにもやっぱり僕みたいな人間は文章をだらだらと書くことによって何かそのいろんな整理を出来るタイプの人間らしく、今ちょうど部屋も片付けたことだし、いいや好きに書くカテゴリを作ってしまえとパソコンぱちぱちやっとります。

ここ最近の僕の一番の悩みは 「いつフィルムをやめて、デジタルにするか」 っていうものだったんですが、ひとまず今自分の手元にあるモノクロフィルム(残り20本)を使い切る頃に判断しようという感じでなんとか自分を納得させました。
どんどんフィルムの種類が無くなり、そして価格も上がってきていて、あぁそろそろもう色々厳しくなってきたなこりゃというものがあるにはあるわけで、「あぁ、この人の感覚は自分と近いわー」 っていうブログを書いている yoyoさん(と呼んでも良いでしょうか) のブログに 「NikonのDfかSonyのα7でも買おうと思っとります」 といったようなことをコメントし、そっかそっかなるほどなと色々と考えたりしまして、結局先日富山市にあるカメラのキタムラにNikonのDfがサンプルで置いてあったので自分のレンズを持って行き、店員さんに色々訊きながらふむふむと言いながら帰ってきました。

結局のところ僕は、フィルムカメラの使い心地、それと出てくる画像の鮮明さが嫌でフィルムにしがみついているんですけども、本当にこれは当たり前だけどデジカメに触り心地を求めちゃダメなんだなっていうのが今回はっきりわかったのと、そもそもフィルムカメラと比べてしまっているというこの出発点がずれていて、これは全くの別物として捉えていくしかないなとサンプルのDfのシャッターをばしゃばしゃやりながら考えていました。

そこでいつか、いや結構近いうちに僕はメインのカメラをデジタルに移行することになるんだろうと思うんですが、結局デジタルで撮影するときもRAWで撮るけど(つまり、デジタルで行う暗室作業みたいなものをしやすい状態で撮る)、フィルムの質感に近づけていこうとすると結局なんだよデジタルってこんちきしょうとなってしまうと思うので、まるっきりガラッと変えるのは難しそうだけど、ある程度の細かい部分の自分の好みを変えていくのが一番ストレスが少なそうだと思ったわけです。

今のように400のフィルムを1600に増感して気持ちとして1段オーバーくらいで撮っているのでふぁさふぁさした写真にしているつもりなんだけど、そこを追い求め過ぎずにデジタルカメラらしい写真が好きっぽい自分になるしかないのかなぁと思ったりしています。
まぁ結局完全にデジタルに移行した、っていう状態にならないとなんとも言えないけど、デジタルじゃなきゃ出来ないことってのがそりゃ沢山あるわけだし、恐らくきっと他の人にはあまり伝わりづらい細かな部分にしがみつくと、今度は逆にすっごい不自然な写真になるだろうなと思うんです。

デジタルの現像ってやっていくと、きっとどんどん終着点が見えなくなって多分これでいいだろうと思ってアップしたものを後日見たら、なんだよこれっていう感じになることってきっとあると思うんです。
僕なんかもう、インスタグラムでアップしているiPhoneで撮った写真とか、うわうわ、俺こんなセンスの無い加工してたんかいとがっかりすることが多々あるので、その辺の好みの安定化を意識しながらやっていかないとなんだか全然良くない結果に落ち着きそうだなと思ったりしています。

うーん、この結論が出ていない文章は何なんだろうか。
いやでもきっと、多分このブログを読んで下さっている方は、フィルム使用率が高いんだろうと思うので、きっと多少なりともなんだかわかってもらえるような気がします。
これまたよくわかんない例えだけど、今までずっと使っていた4Bの鉛筆がこの世からなくなり、Hの鉛筆しか手に入らないようなそんな気持ちです。歯がゆいんですねきっと。
なのでこんな愚痴なのかポジティブに向けたネガティブっぽいことを書いているようです。

そんなわけで、僕はしばらくこのブログの新しいタイトルを考えようと思います。

「デジタルカメラで嫁を撮る」 にしようか。

うん、それは無いわ。