あ、食の問題が出てきた気がする

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僕はウド達が山から下りてくるのを待つ間にベンチでビールを飲んでた。

そしたら杖をついたじいちゃんが歩いてきて、「暑いなぁ、今日は」と言ってそのまま隣に座ったので、「え、うん、そうだね暑いね」と答えた。

するとそのまま、ものっすごい音を立ててこのジュースを一気に飲みきり、同じジュースをもう一本開けて飲もうとするので、僕はじーっと見てた。

すると何の前触れも無く、「どこから来たの?」と訊かれたので、「日本だよ」と答えたら、「日本?! 日本っていったらもう凄い遠いな!!」って言われたので、「うん、遠いよ。 …。 あと、今日は暑いね」と答えたら、「そうだ。遠いし、今日は暑い」と爺ちゃんは繰り返して言い、そのまま黙って前を見続けていた。

 

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そのまま会話が止まってしまったので、「プレッツェル食べる?」と訊いたら、「いらない」と言われた。

僕はこのベンチの近くのスーパーでビールを買ったんだけど、2本で1セットの価格でも十分に安かったんだけど、レジにビールを1本持っていったら「2本で1セットなの」とレジのおねーちゃんに言われた。

「うん、わかってるんだけど、2本も飲めないから1本でチェックして。2本分の価格で良いから」みたいなことを言ったんだけど、「いや、2本で1セットだから」とはっきりと断られ、あーらあらあら、融通きかん子なのねこの子ったら。と思いながら(文章ではこう書いてるけど、実際にはもう少し汚い言葉で考えていました。良識ある皆様のご想像にお任せ致します) 結局2本買った。

で、2本も飲めないよなーと思って、爺ちゃんに「ビールは飲む?」と訊いたら、「いらない」と言われた。

 

しばしの沈黙。

 

「良い旅を」と言われ、僕は「うん、ありがとー。良い一日を」と答えた。

 

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で、文頭の、というかタイトルの話になるんだけど、どうやら食の問題が出てきたような気がしてます。こっちにきてまだ1週間だけど。

前にドイツに2年強住んでいたときは、食の問題なんて全然無くて、時々海外で暮らしていた人と話したりすると、「もう日本食が恋しくなるよね」って言われても、そうかなぁ、あれ、もしかして環境の変化に弱い人なのかなって、とっても上から答えてたんだけど、いやもうどうするべ、今めっちゃ濃いめの味噌ラーメン食べたい。

僕は元々、パンって食べ物がそんなに好きじゃなくて、それでも好き嫌いは無いのであれば食べるんだけど、いよいよちょっとね、日本食を食べたい。

パン、チーズ、ハム、ピザ、フライドポテト、ビール、シュニッツェル。

美味しいよ。美味しいけど、今僕の体はアミノ酸を欲して止まない。

日本人って、アミノ酸中毒だっていう話を聞いたことがあって、つまりざっくり言うと「味の素」のあの味を欲しているんだってさ、ってのを誰かに聞いたことがある。

 

で、なんで前にドイツに居たときはこんな食の問題は起きなかったのかと考えたら、答えは至って単純で「日本の食料品店で働いてたから」ってことがわかりました笑

昼間は賄いで日本の食材を食べられたので、土日とかしかドイツのメシを食ってなかったのね。

あぁ、あぁ、なんて脆いんだ、猫史よ。

 

もうとにかく今日は別の村に移動するので、そこのスーパーで米と日新のカップヌードル買って食べよう。

おぉ、ギブミーラーメン。

考えれば考える程、ラーメン食べたくなってきたー!!

ブログが追いついてない

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毎日いろんなところに連れてってもらっているので、写真は貯まっていく一方なんだけど、全然ブログがそれに追いついていないっすな。

というわけで、今日僕は昨日足を負傷したのでホテルで留守番してるよと言っていたんだけど、「何言ってんだカツモト。侍だろ? 行くぞ」というお誘いを頂きまして、じゃああまり歩かないところで待ってるよと伝えて車へ。

その桟橋がある村に行く途中の村には、立派な教会があるよってことで連れてってもらったんだけど、いやーすごい。すごかった。

人口はかなり少ないのに、教会がクレイジーなくらい立派なんだって言ってたけど、うん、本当に確かにそう思った。

 

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そんでこのステンドグラスがすごい貴重なものだってことを教えてくれて、どう貴重なの?って訊いたら、戦争が起きたらこのステンドグラスの窓を全て外して、一度土に埋めちゃうんだってさ。

で、戦争が終わったらまたそれを掘り起こして元に戻すってことをするらしく、うわうわそれは全然知らんかった、とちょっと感動。

 

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その後、ウド達が山の上のものっすごい高いところにある桟橋を渡りに行くってんで、僕はその山の麓のレストランで一人留守番することに。

レストランの入り口が最初わからんくて、なんか裏口みたいなところから入りそうになったりしたんだけど、あぁこっちかと入り口から入店。

そしたら、「絶対この人、この店の人だろうな」っていう雰囲気しかない出で立ちのおっちゃんがベンチに座っていたんで、「ハロー。一人だけど良い?」って訊いたら、「あったりめぇよ! 座れ座れ!」って完全に南部訛りのドイツ語で言われ、それがちょっと妙にツボった。

で、近所のおねーちゃんと仲良く話してた。

 

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もうね、ヨーロッパ来てから毎日ポメスを食べてるんだけど、なんでこんな美味いんだろね。

ヨーロッパの食べ物って割と美味しいって言われているものが無いっていうか、単純に日本食が美味いので他のところの食べ物がそれに劣るような気がしないでもないんだけど、ほんとにポメスは最高に美味い。

で、塩をかけ過ぎる店(基本的にみんな味が濃いめ)が多いので、「塩少なめ」か、もしくは「塩抜きにして」って言うとその通りにやってくれるので、あとはこっちの塩梅で塩を掛けて食べるのが個人的な流行でございます。

 

ここで食べたのが↓

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美味いのよ、本当に。
ってかもう、美味そうよねこれ。

ただ本当は、ソースとかで煮込んだ肉のステーキみたいなのを食べたいんだけど、いっつもこれが出てくる笑

一応今回は「これって肉料理だよね?」ってウェイトレスのおねーさんに訊いて確認したんだけど、やっぱりね、これが出てくるのよ笑

なんかもう堂々巡り。なので次は誰かが食べてるものを見て、「あれと一緒のをビッテ」って言おうと思います。

 

そういえば昨日、オーストリアの靴職人のお店にお邪魔してきました。

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いやはや、工具とかミシンとかを見てるだけで嬉しくなってしまうもので、「ほぉー、この色のこんな工具があるのか」とか、「がっはー、これだけ大きいと確かに使いやすそう」って一人でいろんなものを触りまくってました。

人のアトリエ見るのって面白いですよね。

友人のアトリエ見るのも随分楽しいもん。

 

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ウドが撮ってくれた写真。
そういえば、カメラ目線の写真なんて全然無いや。

でもなんか、よく見たら半目になってない? なってる? まぁいいやどっちでも。

 

明日はここから東に200キロくらい移動して、ザルツブルグの近くの山の中の村へ。

オーストリアの小さな村、Bach(バッハ)

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今日の移動は初めてのオーストリアへの旅でした。

僕の中でのオーストリアに対してのイメージとしては、ウィーンのような古都とクラシック音楽が盛んなことと、ドイツ語が標準ドイツ語とはかなり違うらしいっていうこと、そしてあとは、シュワルツネッガーが出身だっていうことくらい。

というわけで、自分のイメージとかなり近いのかを確認するというのも必要だよねってことで、僕なりに色々と写真を撮ってきました。

ガウ・アルゲスハイムから550キロくらい離れた町、というか村。
「Bach(バッハ)」を見下ろせる場所にほど近い、山の上にあるペンション。
僕らは最上階の部屋に泊まらせてもらっていて、ウド達はもう相当前から長期休暇を取ったときには宿泊しているみたい。

 

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この村の主な財源は田舎の町としてはそれは納得の観光業で、他の産業と言えば恐らくだけど農業くらいしか発展しづらい場所なんじゃないかなと思う。

だってもう、この写真のおっちゃんなんて、たまたま山で会ったから酪農している人だろうなと思ったけど、海で会っていたら海賊だよねもう。

こんな感じのおっちゃんがきっと多い地域です(偏見です)

冬になると北海道のように雪が積もり、ヨーロッパの各所から急勾配で広さのある山を目指して多くの人たちがこの村にやってきて、その寒い中で結構盛大なパーティのようなものも開催されているってのをウドが言っていた。

なので今のように雪の無い時期、観光客の数はまばら、というよりもほぼほぼ居なくて、そういえばドイツに来てからアジア人に全然会ってないことに気付いた。
どうしたアジアのみんな。もっと外に出てきてよ。

沖縄に居る間は「本当沖縄顔になってきたよね」ってイジられることも多かったけれど、こっちに来てからは僕はただのアジア人の一人になりました。
僕らが西洋人、アフリカ人を見分けることが出来ないのと同様に、ヨーロッパの人たちはアジア人をどこの国の出身かなんて全然わからんみたいで、たまたまアジアの中でも海外に出ている人が多い日本人だったから「日本人?」って訊かれることが多いけど、もし僕がブータンとかラオスの人間だったら、毎回自分の国を答え、その国の場所を答え、「ありがとう」とか「愛してる」みたいな言葉を自分の国の言葉ではこう言うんだよっていうくだりを何回もやるって考えたら、ちょっと外に出たくなくなるよなとも思った(そんな大げさな話じゃないだろ)

とにかく、全然アジア人がいないなそういえば。
ただ、変なタイミングで日本人に会ったりすると、割と変な空気になるんだけどね。
相手が夫婦とかカップルでただの旅行に来ているっていうと大丈夫なんだけど、こっちに住んでいたりする日本人の人と話すのって、割と緊張感があるような気がする。

あぁ、で、話を元に戻そ。

ドイツが作ったクレイジーな高速道路、アウトバーン。
ウドはそれなりに飛ばすタイプだよってのを聞いてはいたけれど、実際に彼が運転する車の助手席に座って納得。

速い。速いから怖い。

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180キロて。

おかげで目的地までめっちゃ早く着きました。

オーストリアに向かうには、ガウ・アルゲスハイムからひたすら南下していくことになるんだけど、僕はその南ドイツというのもほぼ行ったことが無くて、どんな感じの町並みなのかなぁって思っていたわけですが、やっぱりヨーロッパ特有の、と言って良いと思うんだけど、村と村の間にある程度の距離があって、その村々の中央には教会が見えるというあの感じが続いていました。

そんで、宿に着く前に立ち寄った一軒の小さなレストラン。

「こんなところに建物建てたんか」ってのが最初見た感想。

 

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シュニッツェルとポメス(フライドポテト)。もうポメスは毎日食べてる。

体重は多分少し減ったと思う。毎日パンとハムとチーズとポメスがメイン。

そんで近所に焼き鳥屋が無いと僕はほぼ外食に行かなくなるということが判明。

 

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こういうさりげないところにちょっとした手を加えるってのが良いですよね。

そして、そこを見落とさずに写真に収める猫史も大変素晴らしい感受性です。

 

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手作りな感じが出ていて、良い建物でした。

あ、トイレの写真撮るの忘れてた。手を洗うときに使う石鹸を入れる容器がジャックダニエルの瓶だったのよ。あれ、格好良かった。

 

そしてホテルに着いて荷物を置いて、ちょっと一休みしてから外へ散歩。

天神が居るおかげで散歩に出る回数と、散歩の時間が長くなるのでとても良いことだなと思う。

 

ホテルから出て、景色がよく見える方に歩いて行った。

一応北海道出身で、小さい頃は親父に色々と道内を連れて行ってもらっていたので、広大な大地とかどかーんとした山とかは見慣れてはいるつもりだったんだけど、いやはやオーストリアもすげーです、本当に。

ちょっともう「うわ、すっげーな」って普通に日本語が出ました。

 

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ただ、その絶景の写真を撮っていなかったみたい。

携帯だと広角で撮れるから、iPhoneで撮ってたんでしょうね俺。

 

森の中に入り、そのまますたすたと歩いていたら、山の中に小さな教会を発見。

 

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そういった教会好きな人間としては、やっぱり入ってみたいわとお邪魔したら、沢山のロウソクに火が灯されていて、ウドが「カツモト。ここはロウソクに日を着けて、願いを祈る場所だ。日本みたいだろ?」と言われた。

お賽銭の代わり、みたいなものだろうけど、このロウソクを70セントくらいで購入出来るので、貯金箱のようなところに1ユーロを入れてロウソクに火を灯しました。

 

 

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うーん、もうちょっと書いときたいんだけど、ホテルのWifiの環境があまりよろしくないみたいで写真がアップ出来ないので、今日はこの辺にしときます。

さて、またちょっと散歩しながら写真撮ってこよ。