小鉄が倒れた。びっくりした。
午前中に銀行に行ったりせねばならんかったので、じゃあ散歩がてら用事を済ませよかいと僕らはまたしてもカメラを首からぶら下げて、なんだこれ写真撮ろ、嫁ちゃんそこに立って、もうちょっと右、そんでもうちょっと前、はいオッケーなどと言って撮ったり、こりゃなかなかファンキーなところですなーとかなり古い商店街と、その裏にある飲み屋街をふらふらとして写真を撮っていた。
暑くなるとは聞いていたけれど、午前中だし気温も多分26℃くらいでちょっと暑いかな、いや過ごしやすいかなというくらいの感じ。
妙に今日は小鉄が途中からリードを引っ張って歩いていて、小鉄よちゃんと歩けと時々言ってはいたものの、ぜぇぜぇ言いながら歩き、まぁでもこんなもんかな、初めて来たところだから好奇心が凄いことになってんのかねと話しながら歩いていたんだけど、じゃあもうちょっと行ってみようかと日陰をすたすたと歩いていたら、小鉄が急に僕の前を歩き始めてその後だんだん腰が低くなり、そしてふらふらとなっていきなり道路の真ん中でぱたりと倒れた。
僕はすぐに無言で小鉄を抱きかかえ、嫁も 「え」 と言ってどう見ても動揺している顔。
道路の反対側に自動販売機があったので、「とりあえず、冷たい水」 と言い、道路を渡ってミネラルウォーターを買い、僕が手を器代わりにして小鉄の口に近づけたら、がぶがぶがぶがぶがぶがぶ、へっへっへっへっ、がぶがぶがぶがぶと飲み、3回くらいおかわりをして、はい美味しかったです、みたいな顔をした。
「うぉーーーーい、小鉄。お前、なまら心配したべやー」 と思いっきり北海道弁が出て、ひとまず歩けるかをチェックしてみたら普通にすたすたと歩くので、こりゃやばかったのかどうなのかもよくわからんということになった。
でも動物だからあまり弱いところを見せないようにしているかもしれんし、大事をとってこのまま抱っこして帰ろうかとそのまま抱っこして歩き、その間小鉄は可愛い顔して空を見ていました。
今は全然元気で、またいつものように外をじーっと見ているんだけど、ちょっとのタイミングだったり何かのきっかけで熱中症になっちゃうこともあると思うので、動物と生活されている方はちょいと気をつけてあげください。
あぁ、怖いわ。
次の天気の良い日は、小鉄用のプールに水を入れてばしゃばしゃ遊ぶべし。
---------------------------------------------—
↓明日は涼しいみたい。来週からは暑いっぽいぜよー
(※携帯の方はこちらにお願いします)