旭川で、男3人で飲もう飲もう

僕の車は9万円。
そういやこの車、沖縄のヒーローさんの車の色違いだなと今日急に思い出した。
動きは快調、燃費も良いしマニュアルだから雪道は運転しやすいので、壊れるまで乗るぜぃ、目指せ走行距離20万km(現在88,000km)
昼過ぎにケースケから珍しく電話があった。
最近はLINEでのやりとりが多かったのに、なんか急用かなと思って電話に出た。
そんで色々と話をした後に、話が進み、
「そういやさ、ライカのM5買ったって前言ったじゃん」とケースケが言うので、「うん。あ、でもインスタ見たよ、その後結局修理出したけどダメで返品したんでしょ?」と答えた。
「いや、それがさ。なんだろね、やっぱりまたM5買ったのよ。今回は新品級のやつでさ、めっちゃ調子良いわ」
「えー、まじか。じゃあもうずっとそれ使うのかもしれんね。俺も欲しかったけどかぶるの嫌だから、このままペンタのSPF使うわ。でもさ、新品級ってなら高かったんじゃないの?」
「まぁでもM5だからね。13万だよ」
「まじかー、うん、でも安い方だよね」
 
…。
 
あれ? 山ちゃんの車より俺のカメラの方が高ぇじゃん! がはははは!」と爆笑された。
良いんだ、良いんだ。
ケースケが首から下げてる古いフィルムカメラよりも、俺の車の方が生きてるんだ、とよくわからん励まし方で自分を奮い立たせましたわ。
で、まぁここに書くことでもないので割愛するんだけど、「来月さ、3人で飲もうや」って話になった。
その「3人」ってのは、僕とケースケと吉口の3人。
昔々、僕らは中学の同級生でいっつも遊んでいて、高校はバラバラになったけどじゃあこの機会にきちんとバンド組むかってことになり、僕ら3人とフミっていう子をボーカルにしたバンドをやり、高校を卒業してからはフミが抜けて、吉口がベースボーカルになり、3ピースのバンドをやっていたんです。
で、二十歳で僕が抜けて奄美大島に移住してなんやかんやで革職人になり、ケースケは鹿児島に移住してから東京に出てインディーズのドラムになったけど結婚して地元に帰って家業を継ぎながらも、後に林忠彦賞にノミネートされるようなフォトグラファーになり、吉口はそのまま旭川で音楽を続けて、北海道のインディーズでは有名なバンドになっていたわけです。
結局みんな、今はまだ飛び抜けた一流にはなれてないんだろうけど、なんだろね、住んでいる距離が離れていたり、仲違いをして全然連絡を取らない時期も多少はあったけど、結局いつも頭のどこかにライバルじゃないけど、自分がやりたいと思ったことを続けている戦友みたいな、そんな風に多分刺激し合い続けているわけです。
で、なんか良い機会だし、高校卒業して20年が経って、男3人でさ、またくだらん話をしながら宅飲みじゃなくて、汚ねぇ居酒屋とかで一緒に飲もうぜーってことになった。
ただ、この3名のスペックとして、「山田&ケースケ組」はバツイチ。「吉口」は新婚である。
そうなるともう、ビバ、民主主義。
絶対その3人で飲んだら、「おい、吉口。お前若い奥さんもらっていつでも新婚気分でいるのよ。早く離婚してこっちの世界に来い。いいぞー、バツイチは。楽しいぞー」と、悪魔のささやきを続けるんだ。
実際、ケースケと僕の二人で飲んでいるときは「ちきしょー!俺はよ、再婚したいんじゃくそったれ!絶対お前より先に再婚してやっからな!」って最後は泥酔してそう言い合ってるくせに、新婚の幸せな人間を見るとダークサイドに落とそうとするという、くそったれな幼馴染みに成り下がるのだ、がはは。
そんなわけで、来月辺り一度旭川に帰省します。

革製品の店 アリノハネ (arinohane)

北海道美唄市にある靴職人の店、アリノハネのホームページです。 革製品や靴のオーダーメイドなど、色々お受けしています。